先週、全体像を説明しようと思ってつらつら書いていたんですが、今回からは先週の記事で触れられなかった点をより詳細に書いていこうと思っています。
※新入社員向けとは書いてますが、新入社員じゃない方にも参考にしてもらえれば幸いです。
ちなみにスーツから靴下まで全体像を記載した前回記事です。
今回は大物のスーツについて書いてみました。
自分もスーツは色々失敗したりしてきたので、少しでも自分の経験がこれからスーツを買う人のためになればと思ってます。
0.前提として・・・
お金があればいくらでもいいスーツを買えますし、服装が自由な職場であればどんな派手なスーツを着ていても問題ありません。
ということで、あくまで”新入社員のための”ということで書いていきます。といいつつも、新入社員~5年目ぐらいまではずっと着られるものをオススメしたいと思います。
ということを考慮して、スーツの予算は定価3万円~4万円ぐらいで考えてみました。(自分の経験上2万円以下だと安物買いの銭失いになったので・・・。)
1.オーダースーツ(パターンオーダー)か既成のスーツか
これは結構意見が別れるところ。ちなみに自分は両方経験があります。既製のスーツも2万円以下のものから10万円を超えるものまで着用したことがあります。
自分の出した結論は既成のスーツ。
理由は2つ。
1つはお金が無限にあればもちろんオーダースーツがいいですが、 そんなにお金がないこと(悲しいw)。
当然、既成とオーダーであれば同じ生地で同じ技術を使っていれば既成のほうが安いでしょう。それならいいものが欲しいなと。
2つめは既成のスーツで自分のジャストサイズのものがあるからです。もちろん、袖や丈は直しますが(これは後述)。
なので、体型的に既成であう人は既成のスーツで、体型が合わない人はオーダースーツでがいいと思います(あと、金持ちの人ねw)。
2.どこで買えばいいの?
自分の経験でいえば、
オーダースーツ → 麻布テーラー
既成スーツ → スーツカンパニー
が一番いいです。(3万円~4万円の予算の場合)
自分は両方とも購入してますし、3~4年前に購入したものを現在も着ています。
また、自分の友人も多くもこの2つに落ち着いています。なので、新入社員~30代まで着用できるって側面からもオススメです。
もちろん、自分で購入してないスーツ屋さんもたくさんありますが、自分で経験してないところは判断できないので…。
2-1.麻布テーラーのよいところ
- パターンオーダーだけど細かいところまでオーダーできる
- オーダーだけど安い(37,000円+税~)
- 店員さんの知識が豊富なので、自分で調べたり勉強する必要なく教えてもらえる
ですかね。ただ、若干店員さんの趣向がクラシックよりなので(これは人によるかな?)細身に着たいですって伝えた方がいいかもです。
ちなみにオーダースーツを作るときは最初は1番安い生地で作りましょう。最初から、自分にぴったりのオーダースーツを作るのはなかなか難しいので。
2-2.スーツカンパニーのよいところ
- シルエットが現代風(いい意味で攻めすぎていない)
- 値段が安い
- ツーパンツスーツがある
スーツカンパニーは若者向けに作られているので、シルエットが現代風でいいです。他の同様の量販店と比較しても細すぎたりしていないので、ビジネス着としてオススメです。
購入するときは、3万円程度のウール100%を購入してください(デザインでいいのがあればツーパンツがいいです)。
注意すべき点は、店員さんのレベルがまちまちなので、自分からいい人をみつけて声をかけましょう。
また、袖が本切羽になっているので袖丈を短くする場合は注意しましょう(理由は今度説明できればと思います)。
本切羽であることが評価されているんですが、個人的には購入後、袖丈を詰めた後にあきみせか本切羽か処理できるようにしてほしいです・・・。
なお、アウトレットやセールのタイミングであればより安く購入できるのでおススメです!
3.スーツを買う際に気をつける点
ここからは基本的には既成スーツを買う場合の話。(オーダーは店員さんと相談しながら自分の体型にあわせたものをつくるので。)
3-1.サイズ感
スーツはサイズが最も大切。
肩で合わせてブカブカになったり、逆にピチピチ過ぎて動きにくいことがないようにしましょう。
最初は自分のジャストなサイズ感がわからないと思うので、自分と同じような体型で、かっこよくスーツを着こなしている30代ぐらいの店員さんを見つけて、アドバイスを求めましょう(むしろこれが一番大切な気がする。)
ちなみに参考までに高いスーツとスーツカンパニーのものだと同じ細みでも圧倒的に着たときの動きやすさが違います。それは縫いあわせであったりと作り方や手間暇が根本的に違うからです。
立体的に作られているか平面的に作られているかの違いみたいな感じです(分かりにくくてすみませんw)。
慣れてきたら是非ワンランク上のスーツを着るといいと思います。全然違いますよ。
3-2.着丈の長さ
これはスーツだと気にしなくても大丈夫なとこだと思いますが、余りにもお尻が出すぎてしまうとかっこ悪いので気をつけましょう。(ベルトからお尻の下部までの長さで1/3のお尻が見える短さだと短いと言われてます。)
3-3.袖丈の長さ
これは最も注意してください。
袖丈が長すぎると幼くみえてしまい非常にかっこ悪いです。
逆にスーツがかっこよく着られている人はみんなこれができています。(袖丈が長くていいのは女子高生のカーディガンだけですw)
Yシャツが1cmほどでるのが適切です。ただ…これが難しいんです…。
自分でスーツを買いに行った時の話なんですが、その時は夏だったこともあり、袖が少し短いYシャツ着たまま買いに行ってしまいました。そして、たまたま知識不足な店員さんにあたってしまった結果、袖丈が短すぎるスーツになってしまいました・・・。
もちろん自分の経験不足もありました。
3万円でスーツ2着購入した時だったので、袖丈を直す料金ももったいないので、結局パンツだけ履くハメに・・・カナシカッタデス・・・。
なので、しっかりとYシャツを着用して(もしくは着用させてもらって)、スーツを買いましょう。そして、店員さんを見極めてしっかりと聞きましょう。
イメージとしてはこんな感じ。
フリーの素材であまりいいものがなく、クリントン元大統領に見本として登場してもらいましたw
3-4.裾の長さ
これもかっこよく着ている人はみんな気をつけてます。
最初はハーフクッションがオススメです。ハーフクッションとはパンツの裾が靴の甲に少しあたるぐらいをいいます。
ちなみに自分はノークッションぐらいにしていますが、最初はハーフクッションで様子を見て、のちのち攻めてみましょう。
この調整もまた難しく、自分も未だに2回ほどなおしたりすることも多いです。
センスのいい店員さんにしっかりと相談しましょう。
3-5.パターン
確かスーツカンパニーには2つのパターンがあったと思うんですが、細身のパターンを選びましょう。
これは言うまでもなく、細身のほうがシルエットがキレイだからです。ちなみにスーツカンパニーの細身は細すぎないので安心できると思います。
4.まとめ
もっとオシャレな方はいっぱいいて、スーツの作りとか色々こだわる点はあるんだと思いますが、ひとまず以上の点を気をつければ新入社員としていい感じでスタートがきれるんじゃないでしょうか。
あと、直すことに抵抗をもたず、直したあとは必ず試着しましょう。そして、変だと思ったら必ずもう一度直しましょう。
とごちゃごちゃ書いてきましたが、なんだかんだで結論、いい店員さんを見つけるのが近道かもしれないですねw
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