なすが食べられるようになりました。

30代共働き庶民のサラリーマンです。ファッションや読書や映画や旅行やアウトドアなどについての覚え書き。

改めて名著。【読書感想】話を聞かない男、地図が読めない女


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プライムリーディングにあったので、そーいえば有名だから読んでみようかなと思い軽い気持ちで読んだ本。

いやー、面白かったです。

さすがベストセラー!

 

 

 

端的に言えば、『男女の違いはホルモンなど生まれ持ってのものに由来することがほとんどなので、それを認識した上で行動しようね。』って内容です。

それが色々なデータを背景に「あぁ、分かる分かる」といった例をあげて書いてあるのでスラスラと読めました。

 

“そこでは誰もが自分の役割を承知し、理解している。男は女の価値を、女は男の価値を認めていて、家族が生命を維持して栄えるために、おたがい肩代わりできない貢献をしていることがわかっている。しかし文明化された現代社会に生きる男女は、古来からのルールをどこかに置いてきてしまった──あとには混沌、とまどい、そして不満だけが残されたのである。”

 

そうそう、昔は男は狩猟に行って獲物をとってくるだけで良くて、女は子どもの世話をするというのが大昔の人間の営みだった。

だから、今みたいな男女に関する問題(男女平等、フェミニズム、男性の育児、女性の社会進出etc...)は昔はなかったんだと思う。

もちろん、これらの問題は歴史的な故人たちの努力の賜物であり、社会としての「進歩」だと思うので全く否定する訳でもない。

でも、まあ男女共に仕事でもプライベートでも色々と「気づかい」をしなければいけないのも事実。

ちなみに友達でスウェーデンの男性と付き合っている女の子がこの前僕にこんな話をしてくれた。

『常に彼が「○子の意見を尊重できていないか心配だ」と確認してくるのが、最初は優しさかと思っていたけど、これはお国柄もあるんじゃないかと…』

そりゃ、そーだよね。

だって、もう何十年と男女平等の精神(定義は置いといて)が根付いている国だから。

そういった意味でも、やっぱりこのあたりのことについては学んでいかなければいけないなと改めて思いました。

 

“哺乳類のメスはみんなそうだが、女は男よりはるかに精巧な感覚能力を持っている。子どもを育て、家を守る立場上、他人のごくわずかな気持ちや態度の変化に気づく必要があるのだ。”

 

なるほどなーと。

女性のほうが感受性が強いとよく言いますもんね。

ちなみにこれには視界も関係しているらしく、女性は身近なもののほうがよく見え、男性は遠くのもののほうがよく見えるらしいです。

まあ、女性には嘘がよくバレるというのもこのあたりからきているみたいです。

 

 

“将来どんな道を選び、性的にどんな指向を持つかは、生まれたときもう決まっている。人間を形成するのは生まれか、育ちかという議論は決着がついていて、生まれついての資質が大きな部分を占めている。「育ち」が関係してくるのは学習行動と呼ばれる領域で、たとえば育ての母でも、生みの母と同じようにちゃんと子育てができるのは、子育てがあとから学習する行動だからだ。”

 

これは意外でした。

まあ、本のすべてを鵜呑みにするわけではないですが、ここまで言い切ってるのも珍しいなと。

この「学習領域」というのがどこまでを指すのかがちょっと不明ですが(勉強不足ですみません)、おそらく技術的に習得できることを指しているのではないかなと思います。

考え方に賛否はあれど、自分としては性的指向などについては生まれつき決まるということのほうがみんなが受け入れやすいのではないのかなと。

余計な考え方が挟まれなくなりますからね。

このあたりは事実であるならもう少し、マスコミや政府も伝えていったほうがいいと感じます。

 

“一日分のコミュニケーションをこなすために話しているとき、女は口をはさまれることも、解決策を教えてもらうことも望んではいない。”

 

これは、よく言われますよね〜。

男としては解決策をついつい言いたくなる…まあ、そこはぐっと我慢すべきなんでしょうがw

 

“”男の意識は、結果を出す、目標を達成する、地位や権力を手に入れる、競争相手を打ちまかす、「核心をつく」ことが軸になっている。女の意識は、コミュニケーション、協力、調和、愛、共有、人間関係に光が当たっている。このちがいはまさに水と油で、男と女がひとつ屋根の下に暮らせること自体、驚きと言わざるをえない。”

 

このあたりは「多数の」男性や女性がそうであるぐらいに読まないととですね。

それにしても、「男女がひとつ屋根の下に暮らせること自体驚きと言わざるをえない」って…w

まあ、今の未婚率や離婚率なんかを見ると本当にそんなもんなのかもしれませんね。

離婚率については寿命が伸びたこととも関係しているとは思えるけど、ちょっと複雑な気持ちですねw

 

“男は批判されることを嫌う。だから処女と結婚したがる。 男は男で、女の言葉を個人攻撃と受けとめず、本来の意図を正しくとらえるよう努力するべきだ。男のまちがいを指摘することが、女のねらいではない。愛する男にもっと良くなってもらいたいと思っているからだ。だが男は、女に何か言われると、自分が無能だと感じてしまう。誤りを認めたくないのは、女に愛想をつかされるのが怖いからだ。でもほんとうは、率直に自分が悪いと言える男を女は愛する。”

 

あー、これですね。

これは自分でもグサッときましたw

今回の読書を糧に自分の受け止め方を変えていかないとですね。

 

“男のほうは、女の脚の形がいいとか、お腹がぺたんこ、お尻やオッパイがいかすといった、目先の生殖活動に必要な特徴ばかり目に入るのだ。女は女で、男のやさしさや神経の細やかさ、逆三角形の体型、性格の良さなど、子育てや食料の確保、家族の保護に役だつ面に気をとられる。だがそれらは子作りのための資質にすぎず、現代の男女が望ましい関係を築くには不充分だ。できれば、理想のパートナー条件リストをいつも持ち歩こう。”

 

結構、ひどい言われようですがw

でもここは凄く大切だなと。

人生100年時代とは言うものの、恐らく生殖活動や子作り・子育てといった内容については人生の半分程度で終わってしまうでしょう。

そうなったとき、残りの半分の人生をどう歩んでいくのかというのは現代の大きな課題の一つですよね(政府は働かせたがってますがw)。

もちろん、パートナーは要らないって考え方もあるし、人生のターンでパートナーを変えるという考え方も出てくるかもしれません。

今後はパートナーという存在がどんどん希薄化して、もしかすると子どもを作る行為にもパートナーは不要になるかもしれません。

ましてや、結婚の制度自体も古いものになっていくかもしれませんね。

ただ、それと同じようにパートナーがいて、生殖活動や子育て・子作りが終わった後にパートナーとどのような関係を築いていきたいかはもう一つの方向性としてとても大切ですよね。

 

改めて、自分のことを振り返るいいきっかけとなった良書でした。

男女の関係で悩んでいる方、是非一読することをオススメします。