AmazonPrimeで観た映画。確か去年の年度末に怒涛のように暗い日本映画を観たときのうちの一つ。
いや、題名で書いたんですが自分が凹んでるときに観ちゃいけない映画の一つですね…ひたすら救われない映画なのでw
でも、いい映画ですよ。そして、「善人悪人ってなんだろうな」と考えさせられる映画だなと。
まあ、自分の中ではどういった理由があるにせよ、自分のためだけに人を傷つける人は悪人だと思ってますけどw
以下、あらすじです。
若い女性保険外交員の殺人事件。ある金持ちの大学生に疑いがかけられるが、捜査を進めるうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上してくる。しかし、祐一はたまたま出会った光代(深津絵里)を車に乗せ、警察の目から逃れるように転々とする。そして、次第に二人は強く惹(ひ)かれ合うようになり……。(シネマトゥデイより引用)
あと、「伝える」ということの大切さと難しさ。
本心は相手には伝わらないし、相手にしっかりとつたえることってどれだけ大切かは身に沁みました。
仕事というある程度形式のあるやり取りの中ですら「伝える」ことが難しいのにましてやプライベートではですよね。(本作では相手のために意図的に本心ではない部分を伝えようとしているんじゃないかと自分は結論づけましたが。)
そして何より役者の方々の演技がうますぎますねw
妻夫木聡さん、深津絵里さんの2人…本当に素晴らしいですね。
妻夫木聡と深津絵里ってことを忘れてしまいます。
満島ひかりさんと岡田将生さんの憎まれ役も良かったです。
そして何より、樹木希林さんと柄本明さん…この二人はもうさすがベテランだなって感じでした。
まあ、演技が素晴らしいのでテーマがテーマだけに余計に凹みますがw
監督はフラガールを撮った方で最近放映されていた「怒り」の方なんですね。
「怒り」みたいと思ってたけど、ますます見たくなりましたw