転職して1年目のときに観た映画その2(正確にはたくさん観てたけど、その中でも印象に残ってる作品。)。
ヒアアフターを観た後にAmazonPrimeでやっていたので改めて見ることに。
いや、内容大分忘れてて、2度目なはずなのにめっちゃ泣いてしまいました…人間どんどん涙腺がゆるくなっていくと言われるけど事実ですねw
ってことで以下、ネタバレありの感想を。
突然、理不尽に大切な人を失った悲しみ――9.11の事故により、オスカーの最愛の父の命は奪われてしまう。やがて彼は、父の残した言葉に従い、一本の鍵の穴を探す旅に出る。ニューヨーク中を訪ね歩く中で謎の老人が同行者となり、いつしかオスカーの辿った軌跡は、人と人とをつなぐ大きく温かい輪になっていく――。アカデミー賞受賞俳優トム・ハンクス×サンドラ・ブロック共演、愛の感動作!(Amazonより)
あらすじは、9.11の事故で最愛のお父さんを亡くしたオスカーが、お父さんの部屋で「black」と書かれた封筒に入っていた鍵を見つけて、ニューヨーク中の「black」さんを探し回るお話。
まず、出演者の演技が素晴らしい!
そりゃ、そーですよ。トム・ハンクスとサンドラ・ブロックですから。
もうね、トム・ハンクスが演じるお父さんが理想のお父さん像なんですよ。
名刺を作ってくれて一緒に探検したりするんだけど、絶対に子供を見下したりせず、一人の人間として向かい合うんです。
いやー、将来そんなお父さんになりたいですよね。
でも、一番びっくりしたのが主演のオスカーを演じたトーマス・ホーン君が初出演ということ。
いや、演技めちゃくちゃうまいじゃないか。アスペルガー症候群である子どもという難しい演技なのに、お見事です。
がっつり感情揺さぶられました。
鍵穴探しがんばれ!がんばれ!!って、応援しちゃいましたよ。
ちなみに僕は普段は字幕で映画を観るのですが、ダイ・ハードシリーズとトム・ハンクスの出演映画は吹き替え派ですので、もちろんこの映画も吹き替えがオススメですw
ストーリもいい。
父親の死を乗り越えられない子供の冒険談で終わるのかと思ったんだけど、最後のラストでまた泣かせてくるんですよ。
いろいろ賛否はあるのかなとは思うけど、自分はこのラストで号泣しました。
2回目なのにw
途中で同居人のおじいさんと一緒に探し出すことと、主役の子の演技がいいこともあり、完全に存在すら忘れてましたから。
頑張ろうって気にさせてくれる映画。
愛する人を失った人もそうじゃない人もみんな何かしら悲しみを抱えていて、それでもそれを抱えながら生きている。
そして、自分を大切にして理解してくれる人は意外と一番身近にいるんだなと。
そんなことを感じさせてくれるいい映画でした。
それと同時に、こういう映画を観て感動できるような感覚を持ち続けたいと思って転職したのも理由の1つだったなと思い出しました。(ちょっと表現がオーバーですが)
なんか久しぶりに実家に帰りたくなりましたねw