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30代共働き庶民のサラリーマンです。趣味(ファッション・読書・映画・旅行・アウトドアなど)と時々仕事についての覚え書き。

広告、広報、PR、ブランディング…伝えることに困っていませんか?【読書感想】明日のプランニング


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・明日のプランニング〜伝わらな時代の伝わる方法〜

著者:佐藤尚之

出版社:講談社現代新書

 


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仕事上で、ブランド化への手段としてのPRに悩んでいた最中、アマゾン様がオススメしてくれた本。

というか、正確にはオススメされたのが佐藤尚之さんの本だったので即購入。

 

 

 

正直、とても勉強になりました。

『明日の広告』、『明日のコミュニケーション』に続く第三弾。

 

要約すると、

地球上に砂浜がいまの35倍あって、その中の一粒があなたの伝えたい情報なのである。絶対見てもらえない!見てもらえるわけがない!

インターネットの影響によって、そんな状況に陥っている中で、

砂一時代前の生活者と砂一時代を生きる生活者に分かれる。砂一時代以前は今までのようにマス広告だって効く。砂一時代を生きる生活者には共感とファンベースが必要であり、友人を介すのが最強の伝え方である。

という話。

 

これは納得というかまさに目から鱗だったなー。

自分の仕事に置き換えれば、砂一時代前の生活者に伝えるのは得意(そのようなツールを組織が多く所持している)であり、逆に砂一時代を生きる生活者に伝えるのは苦手だったなと。

 

いや、本当に納得。

 

自分に置き換えても、大事な人とどこかにご飯に行こうって思ったら、食べログで調べるかお店をたくさん知ってる友達に聞く。

特に後者のほうが圧倒的に安心感がある。

 

ご飯だけじゃなくて、趣味も他のこともそうだよなーと。

 

SNSについても書かれていたけど、自分は個人的にはSNSをほとんどやってないから、そこから情報を取るのはほとんどないかもしれない。

 

逆にブログをやるようになってから『検索したい言葉の最後にブログ』とつけるようになったけどw

 

もちろん、仕事で何かを伝える上で、仕事でSNSはやってるけど、共感得る技術やコミュニケーションをとる技術というところ磨く上でも、プライベートでSNSをやり始めようかなーとも思ったり。

 

また知識的に、『この商品(またはサービス)を友人・知人に強くすすめますか?』という質問方法は面白いと思ったので、今度アンケートに入れてみようかなとも。

 

いやー、まだまだ学ぶことは多いなと思わせてくれる本でした。

広告の変遷もわかりやすく書かれていましたしね。

 

広告代理店やマスコミに限らず、何かを誰かに『伝える』仕事に少しでも携わっている人には本当にオススメの一冊です!!