皆さん、ジェームズ・ボンドと聞いて誰を思い浮かべますか。
名作である007シリーズ。
好きな人は本当に好きなシリーズですよね。
自分も大好きな映画のひとつです。
ただ、長年のファンの方からすると自分は”浅いファン”だと思います。
というのも自分が007シリーズを見始めたのはダニエル・クレイグのジェームズ・ボンドだから。
カジノロワイヤルで初めて見たときの衝撃は忘れられません。
筋肉美もさることながら、スーツや私服の着こなしがめちゃくちゃかっこいい。
所作のひとつひとつにも感銘を受けました。
言ってしまえば、自分の中ではダニエル・クレイグ=ジェームズ・ボンドといても過言ではありません。
そんなダニエル・クレイグの最後のジェームズ・ボンド。
6年ぶりに待ちに待った作品です。
(前作から6年ぶりかぁと思うと時がたつのは早いものですね)
いやー、めちゃくちゃ面白かったです。
相変わらずジェームズ・ボンドがかっこいい!!
いきなりのベージュのスーツに茶色のスエードのブーツ。
どっちも欲しくなるじゃないですか…w
スーツもカジュアルも本当にかっこいいし、勉強になります。
そして、今回のボンドガールであるパロマ役のアナ・デ・アルマス。
かわいい。
ただただ、かわいいw
ちょっととぼけた感じもよかったですし、スピンオフ的にもみたいなと思ってしまうキャラでしたね。
また、ノーミ役のラシャーナ・リンチも迫力あってよかったですね。
ジェームズ・ボンドとのウィットに富んだ会話の応酬もかっこよかったです。
相変わらずのメンバーもお馴染みな感じで良かったですね。
マドレーヌ役のレア・セドゥ、今回も素晴らしかったですね。
ちなみに164分の超長編だったわけですが、全く飽きることはなかったです。
ラストシーンには感動しちゃいました。
「敵と味方の区別がつきにくくなった」と(多分)Mが言っていたけれど、これに対してのボスであるサフィン(レミ・マレック)に対してボンドが言うセリフ。
これってまさに現代の善悪がはっきりしない「相対主義」的な概念に対しての、アンチテーゼとしての「新実在論」なんじゃないかなと観てて感じました。
(この辺の理解はマルクスガブリエル氏の本を読んだ程度の理解なのであやしいですがw)
ただ、色々な人が書いている通り、ちょっと甘いところはあるかもしれません。
それでも、自分にとっては最高の作品でした。
もう、ダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンドが見られれないと思うとなんだか正直寂しいです。
自分の人生に影響を与えた映画の一つであり、自分が思うかっこいい理想像の一つでした。
お疲れさま、ダニエル・クレイグ。
ありがとうございました!
ちなみにダナーの別注ブーツは買えなかったですが、Qとのコラボ時計は購入できましたw