第二次岸田内閣発足しましたね。
自民党が勝つとは思っていましたが、結果は結構意外でしたね。
自分は2大政党制を望んでいるので…気持ち的には…
「野党…頼むから存在感を出してくれ」
「岸田さん…頼むから日本経済を発展させて、利権とかやめてくれ」
って気持ちですw
でも、岸田さんには我々の暮らしのために頑張って欲しいですね。
さて、そんなことはさておき。
今回読んだ本はこちら。
読んだきっかけとしては、単純に自分がケアレスミスが多いということ。
いわゆる、仕事が早いけどミスをする人っていう典型だと思います(雑なんですね)w
まあ、年齢を経るにつれてミスはだいぶ減ってきたんですけどね。
とはいえ、やっぱり誤字脱字とかミスがあると恥ずかしい!!
ということで、読みました。
1.本書における自分の中でのポイント
本書において、大切だなと思ったポイントとしては
- 人間の絶え間ない高度の注意力を必要とするものがあれば、それは「作業そのものが成熟してない。作業そのものに設計ミスがある」
- システムそのものを変えて、「ミスが起こらないしくみ」に切り替えていく
- 共有するデータは1か所に保存する
- 2種類以上のバックアップデータをとる
- ダブルチェックは1回目のチェックと同じ動作を繰り返すのではなく、その方法や見方を変えて行うこと
- 折れ線グラフにして視覚に訴えると、数字だけではみえてこなかったデータの齟齬にいち早く気付くことができる
- ミスの多い組織と言うのは、業量が集中していることが多いもの。全体の業量が多すぎるのか、配分がうまくいっていないのか、担当の能力が追い付いていないのか
- 仕事で起こる失敗というのは、「注意不足」「伝達不良」「計画不良」「学習不足」に分析でき、この4つの原因を取り除けば、個人の失敗に関して恐れる必要がなくなる
割と自分としては、取り組んでいることもあるなっていう印象でした。
ただ、数字を折れ線グラフにするなんかは視覚化できるので、今後取り組みたいなと思いました。
ちなみにしがないサラリーマンの自分が個人的に、取り組んでいて大切だなと思うことは…
- 色ペンでチェックを入れる
→チェックした箇所がわかり、チェック漏れが分かる - 作った資料を翌日など時間をおいて、読み直す
→一度頭をリセットして読むと誤字や文章の間違いなどに気づきやすくなります - 誰かにみてもらう
→余裕があるならこれがもっともよいです。ただし、しっかりと確認してくれる人にお願いする必要があります。 - そもそも人が行う作業を減らす仕組み(システム)をつくる
→システムでできることはシステムでやってもらうのが一番いいですね
ですかね。
そして、一方で自分に足りないのは再チェックですね。
単純に面倒くさくなってしまんですよねw
年を取るにつれて、再チェックするようになったのですが、それでもたまに再チェックし忘れたりすると…ミスが発見されたりしますよねw
2.ミスは必ずしも自分の資質の問題だけではない
本書にも書いてありますが、ミスは基本的に人の能力で対応するよりも仕組みで対応するべきだと思っています。
つまり、ミスをしやすいということはそれだけその仕事が成熟していない(いまでいうと主にIT化)ことがあげられます。
(最近はレジも自動でおつりが出るようになりましたよね)
それに加えて、自分の経験上では、業務量や人間関係が悪いなど精神的・体力的にきつくなるとミスする確率が跳ね上がります…。
特にパワハラ上司とかだと…
「ミスすると怒られる」
↓
「注意しなきゃ」
↓
ミスする
↓
怒られる
↓
「おれってこんなこともミスしてしまってなんてダメな奴なんだ…」
というループにはまってしまい、自分自身すら否定し始めて、鬱になっていくので、そういう時は「人間誰でもミスはする」と開きなおるのも大切です。
(というか、ミスをするのは自分の能力・資質せいではなく、パワハラや仕事量のせいによる精神的・肉体的なものが原因なので、その根本原因を解決するべきです。)
3.ミスは仕事をする人しかしない
自分の好きな言葉のひとつに、セオドア・ルーズベルト大統領の言葉がありまして。
ミスをしない人間は、何もしない人間だけだ。
The only man who never makes mistakes is the man who never does anything.
ミスって結局、何か仕事をしているから起きるわけです。
特に新しいことに取り組むときは、前例もなくミスになりやすいですよね。
なので、ミスした時は自分が仕事しているんだと思うといいかもしれません。
(自分に言い訳して、その後改善しないのは駄目ですが)
4.まとめ
なかなか、読みやすく勉強になる本でしたよ。
自分も全くミスをしない人になりたいものです。
そして、このブログもちゃんと書いた後に読み直そうと思いましたw
併せて、組織でミスを防げるような体制を作っていきたいとも思います。
自分ミスが多いな~と思われている方、一読の価値はあると思います。