レオナルド・ディカプリオが悲願のアカデミー賞の主演男優賞を受賞した作品。前々から観たかったんですが、なかなかタイミングがなく。しかしながら、Amazonビデオのレンタルで100円になっていたので即座に視聴(期間限定なのかな?)。
レオナルド・ディカプリの演技が圧巻でした。この映画はこれに尽きるって感じです。
ストーリーとしては、熊に襲われて瀕死な中、自分を看取ってくれるはずの仲間に息子を殺されてしまった男の復讐劇なんです。
この説明だけだと分かりにくいですよね…でも、いいんです!
この映画においてはもうストーリーは二の次。グラス演じるディカプリオの鬼気迫る演技に惹き込まれるので。
めちゃくちゃディープで重い映画な上に、中盤ほとんどグラスは話していない(怪我してて話せないんですけどね)んです。だから全てを言葉を使わずに表現しなきゃいけないんですが、これがまた凄いんです。
もう見てみてくださいとしか言えませんが。
ちなみにスタッフや俳優陣も豪華なんですね。
イニャリトゥ監督は「バベル」「21グラム」「ビューティフル」「バードマンあるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」の監督だったんですね。むしろ、これらの作品が同じ監督の作品だとは知らずに…w
いずれも鑑賞後に考えさせられる映画ばかりですね。(さっきはストーリーは二の次と言いましたが、もちろんレヴェナントも考えさせられますよw)
そして敵役がトムハーディーだったことにびっくり!この前観た「欲望のバージニア」とは役柄が全然違うので気づきませんでした。
骨太ないい映画です。一人でウイスキー片手に観たいですね。
レオ様が出るからといって間違ってもタイタニック気分で観ないほうがいいですよ(誰も見ないかw)
※トムハーディー出演の「欲望のバージニア」の感想です。