netflixで自分にオススメされていたので、見ることにした映画。
内容はイギリスの天才数学者アラン・チューリングが、第二次世界大戦中にドイツ軍の暗号エニグマを解読する実話に基づいたドラマ。
そう、あらすじだけを書くとこれだけなんだけど…この映画…実に素晴らしいです!
そもそも、何の映画かすら知らなかったために先入観が全くなかったので、最初この人誰?的な感じからでした。(まあ、例え予告見ててもこの人誰って感じですがw)
でも、このアラン・チューリング凄い人なんです。まさに天才で、面接のときに自分なんかまだまだといいながら、比較対象は誰もが名前も知っている天才達…そりゃ、面接官も本気で言ってるのか?って感じになりますよね…まあ、本人は本気なんですが…笑
そして、この人がどれくらい天才かというとコンピュータを作るための理論の元を作った人らしいです。
つまり、この人がいなければパソコンもスマホも誕生してなかったという。
昔からコンピュータって活版印刷みたいに何か始まりだったのか学校の授業とかでも教えてもらってなくて、気になっていたんですが、この映画をみてスッキリしました。
アラン・チューリングの活躍にくわえて、この映画では彼のもう一つの側面も描かれています。
彼は同性愛者であり、当時のイギリスでは同性愛者は犯罪だったんですね。
当時の軍事機密であったため業績が公開されず、また同性愛者であったために晩年は悲しいことになります。
人が幸せに生きるためには国や周囲の正しい判断というのが必要だなと改めて感じました。
まあ、この「正しい」判断というのが映画の中でも大なり小なり出てきますが、難しいですよね。
もちろん、ベネディクト・カンバーバッチの天才の葛藤を表現した素晴らしい演技もみものです。
あとやっぱりキーラ・ナイトレイは美人ですねw
是非、一度見てもらいたい映画の一つです!