Netflixでオススメされてたので観た映画。
最近はオススメされてる映画の中で、あらすじなど調べずジャケットだけで観るのを決めるのが多いですが、今回もその一つ。
期待以上にめちゃくちゃいい映画でした。
以下、簡単なあらすじ。
テロリストの追跡を専門とするCIAの女性分析官マヤを中心に、作戦に携わった人々の苦悩や使命感、執念を描き出していく。9・11テロ後、CIAは巨額の予算をつぎ込みビンラディンを追うが、何の手がかりも得られずにいた。そんな中、CIAのパキスタン支局に若く優秀な女性分析官のマヤが派遣される。マヤはやがて、ビンラディンに繋がると思われるアブ・アフメドという男の存在をつかむが……。(映画.com)
簡単に言うとウサマ・ビンラディンを捜し出して、殺害するまでの映画です。
イスラムVS西側諸国のテロや戦争を含めたところについてはきっと一概にどちらが悪いとは言えないと思います。(この辺りは恥ずかしいことに経緯も含めて学べていないので。)
もちろん、被害にあわれた両者の個人という視点から見れば、攻撃してきた方が当然悪いてしょう。
そういったことを含めて、この映画については感想を書いていこうと思います。
この映画の素晴らしいところは、ジェシカ・チャステイン演じるマヤの執念とも言える仕事への姿勢ですね。
同僚が殺されたりしたことで、最後は本当に意地と執念でビンラディンを探し出す。
上司に対しても怯まない。
CIA長官に対してだって、全く怯まない。(CIA長官からの「これまでの実績は?」って聞かれたあとの回答がかっこよかったです)
そして、最終的にはみんなマヤの主張を認めていく。
でも、この絶対的な自信は自分が一番ビンラディンを探すことに費やしているからこその自信。
いーじゃないですか。かっこいいじゃないですか。
個人的に最近の仕事での立場に重なる部分があり、「うんうん、わかるわかる」って思いながら観ました。(比較するまでもなく自分はあんなに優秀なCIA職員なんかではなく、ただのサラリーマンですがw)
まぁ、そんな仕事への執念がとてもかっこよく(きれい事ではなく)描かれているのが、心を揺さぶられた感じですかね。
特に、襲撃前の海軍とのやりとりが米国らしくかっこよかったです。
そこから繋がるラストシーンがまたとてもいいんですけどね。このラストシーンがあるからこそ、この映画がただのプロパガンダだけで終わらないところではないのかなと。
仕事のテンションが下がっている時には是非観ることをオススメします。ただ、拷問シーンなど結構観ていてしんどいシーンもあるのでご注意ください。