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30代共働き庶民のサラリーマンです。ファッションや読書や映画や旅行やアウトドアなどについての覚え書き。

東京2020オリンピックは「成功」だったのか?


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今年の夏と言えば、飲み会もなく、海に行くこともなく、もっぱら家でゴロゴロしていることが日課になっています。

まあ、インドアもインドアで嫌いじゃないんですけどね(むしろ好き)w

 

そんな夏で一番盛り上がったのはやっぱりオリンピック!

柔道、卓球、ソフトボール、スケボーetc…と盛り上がりましたね~。

 

毎回オリンピック自体はそんなに見る方ではなく、ハイライトでチェックする程度(時差の関係もありますしね)。

 

いやー、でも今年は見ちゃいましたねぇ~。

ビール片手に家で盛り上がっちゃいましたねw

 

皆さん結構みていたようで、オリンピックは成功とも報道されていました。

 

ただ、個人的には「成功」ということに違和感があり、ずっとモヤモヤしていました。

 

オリンピックを観て「感動」はするけれど、それが単純に「成功」なのかと。

 

そういう意理由で、自分のモヤモヤを思い切ってブログにまとめることにしました(基本的には趣味ブログなのですが…)。

 

 

 

 

1.そもそもオリンピックって?

東京2020オリンピックの目的の前にまずは、オリンピック自体の目的を調べてみました。

 

オリンピックは4年に一度開催される世界的なスポーツの祭典です。スポーツを通した人間育成と世界平和を究極の目的とし、夏季大会と冬季大会を行っています。

 (引用:東京都オリンピック・パラリンピック準備局ホームページ)

 

クーベルタンが唱えたオリンピズム=オリンピックの精神とは「スポーツを通して心身を向上させ、文化・国籍などさまざまな違いを乗り越え、友情、連帯感、フェアプレーの精神をもって、平和でよりよい世界の実現に貢献すること」。この理想は今も変わらず受け継がれ、彼は「近代オリンピックの父」と呼ばれています。近年では従来のテーマである「スポーツ」と「文化」に「環境」が加わり、オリンピックは世界中の人々が地球環境について考える機会にもなりました。アスリートが生み出す興奮と感動、そして環境保護への取り組みが、きっと世界中の人をより強く、固く、結んでいくことでしょう。
(引用:公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ホームページ)

 

素晴らしい精神だなと。

 

高い競技レベルプレーに感動するのはもちろんのことですが、色々な国の人たちが諸問題を乗り越え、フェアプレー精神を持って挑戦する姿に感動があるのは事実ですよね。

 

今回の大会でも、スケボーの選手たちの連帯感と言うのが取り上げられるなど、そういったスポーツに根差す精神が自分を湧かせてくれたなぁと。

 

 

2.東京2020オリンピックの目的はなに?

じゃあ、東京2020オリンピックの成功って一体何なのでしょうか。

そのためには、目的をはっきりさせることが重要なのですが…

 

上記のオリンピックの目的を当てはめるとなると大きすぎて、成功の判断基準が難しいかと思います。

また、知りたいのは「オリンピック開催の目的」であって、「東京2020オリンピックの目的」なんですよね。

 

ということでちょっと調べてみました。

www.businessinsider.jp

 

こちらのサイトにあるように、

 

「東日本大震災からの復興を示すこと」

 

いわゆる「復興五輪」が今回の東京2020オリンピックにおける目的だったのではないでしょうか。

 

その上で、新型コロナウイルス感染拡大という不測の事態が起きたこともあり、

 

「コロナに打ち勝った証」としての開催が加わった

 

と言えるのかなと思いました(復興五輪からコロナに打ち勝ったへの方向転換ではない)。

 

 

まあ、当然東京2020オリンピック開催における経済的な潤いも狙っていたとは思います。

 

それこそ、大会経費執行状況をみてみると、1兆6440億円(組織員会予算V5)もの予算が各会社にばらまかれる委託されるわけなので、企業としては潤うでしょう。

記載されているところで言えば、ハード(恒久施設、仮設等、エネルギーインフラ)、ソフト(輸送、セキュリティ、テクノロジー、オペレーション、管理・広報、マーケッティングなど)と満遍なくありますからね。

 

まあ、これだけお金が払われるのであれば誘致したいでしょうw

一応、「おいおいこんなに税金がつぎ込まれるのかよ」的なことにならないように、収入の内訳も公表されています。

 

国内スポンサーなどのお金も含めて7,210億円の予定です。

ここからチケット売り上げ分900億円はマイナスになるでしょうから、6,310億円ぐらいの予定でしょうから、大体2/5ぐらいですかね…。

 

何にせよ、

・「東日本大震災からの復興を示すこと」

・「新型コロナウイルスに打ち勝った証」

の2つが今回の東京2020オリンピックの目的と言っていいのかなと思います。

 

 

3.東京2020オリンピックの成功の定義は??

何をもって成功かということはオリンピック組織委員会のHPではちょっと見つけられませんでした。

ただ、基本的には目標達成=成功としていいと思うので

 

・「東日本大震災からの復興」

・「新型コロナウイルスに打ち勝った証」

 

これが達成されているかどうかが、成功の定義としていいのかなと思います。

 

 

ちなみにちょっと話がそれますが、一般的な企業と違って「公的な仕事」というのは、目的の定義、成功の定義、それらの達成を測ることが難しいなと感じています。

売上と言う見える数字ではない中で、何を「最終目標」とするか議論して、「成功」の定義を議論する。その積み重ねの上での納得感(ロジック、数字的な意味も含めて)が必要になってきます。

まあ、だからこそオリンピックには優秀な人たちが関わっているのでしょうけども。

 

 

さて、話を戻して。

じゃあ、これらの定義に則って成功だったのかと言うと…個人的には「No」かなと。

 

「東日本大震災からの復興」について

これについては当然、「開閉会式を含めた大会を通じたメッセージ」と「実際に人に来てもらって感じてもらう」の2つの伝え方があるのかなと(個人的には)思うのですが、当然今回のコロナで人に来てもらって感じてもらうことはできない。

そうなると「大会を通じたメッセージ」と言うことだけれども…どこにそのメッセージがメインとしてあったのか甚だ疑問だなと(もちろん所々にはありましたよ)…。

 

当然、オリンピックを観ていた自分としては開閉会式もばっちり見ていましたw

まあ、結果は色々な意見はあったと思いますが…自分には「復興五輪」という印象は感じられませんでした(もちろんパフォーマーの人たちは頑張っていましたよ)。

 

ちなみに

-東京五輪招致の起源だった「復興五輪」という言葉をコンセプトに盛り込まなかった意図は

「省いたつもりはない。たまたま書いてないだけ。演出には復興の観点もあり、1ミリも忘れていない」

(引用 https://www.nikkansports.com/olympic/tokyo2020/news/202107140001278.html※よっぽど記者を不快な気持ちにさせたんだろうなって感じが伝わってきますw。)

と統括の方のインタビューがありました。

 

当然この方にお会いしたことないので、飲んでみたり、一緒に仕事したりしたらいい人なのかもしれないですが。 

 

ただ、大切なことをコンセプトに盛り込まないということは決してないと思いますが…。

 

 

「新型コロナウイルスに打ち勝った証」

 これはまあ、言うまでも無くといったところでしょうか…。

 

 

 

4.まとめ

結局東京2020オリンピックは「成功」とは言い切れないんじゃないかなとモヤモヤした胸の内をはらすためにつらつらと書いてきたわけですが…。

 

もちろん、盛り上がったし、感動ももらったし、いいオリンピックだったなと思ったのは事実でした。

選手たちはベストを尽くしてくれたし、運営スタッフや警察などの関係者の方々もきっとコロナの感染に注意して頑張っていたんだと思います。

 

だけど、それは「オリンピック」に対して抱いたもので「”東京”オリンピック」である必要はあったのかと言われるとどうなんだろう。

 

コロナ禍だからこそ、大きなイベントだからこそ、「無事(?)開催できたこと」で安堵している運営の人たちも当然いると思う。

それはそれで大切なことだし、難しいことをやり遂げたと評価はできると思う。

 

けど、それが「成功」かと言われると、やっぱり何かモヤモヤするなと。

 

公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会定款(

https://gtimg.tokyo2020.org/image/upload/production/kjqjpdcci6gbddnc3dne.pdf)にはこんなことが定められていました。

 

(目的)
第3条 当法人は、2021年に開催される第32回オリンピック競技大会及び第16回パラリンピック競技大会(以下、「競技大会」という。)の準備及び運営に関する事業を行い、もって大会の成功に期することを目的とする。

 

この「期する」は「約束する」の意味ではなく「期待する」ほうなんでしょうかね。

組織委員会のメンバーに色々な偉い人たち(議員やら社長やら県知事やら市長やら)が名を連ねているけど、この人たちの「責任」はどうなんでしょうかね。

できれば、しっかりと検証してもらい、今後に活かしてもらいたいと思います。

 

まあ、散々色々書きましたが、バッハ会長や都知事も以下のように発言されているので、オリンピックは成功だったということでしょうw

国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長は6日、東京五輪の閉幕を前に都内で大会を総括する記者会見を開き、大会は成功したとの認識を示した。「スポーツが人々を結びつける大きな例示になった」と強調し、「選手は大会が開催されたことに本当に感謝している」と語った。バッハ氏は、ほとんどの会場が無観客と決まった際は「魂のない五輪になるのではないかと危惧した」と振り返った。大会の成功ぶりは「個人的な期待をはるかに上回った」とし、「会場の素晴らしさに誰もが感謝しており、ボランティアの親しみやすさは模範となる。交通も非の打ちどころがない」と称賛した。(引用https://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20210806-OYT1T50389/

 

 

今月24日に開幕するパラリンピックについて、東京都の小池知事は「オリンピックの成功を必ずパラリンピックにつなげていく」と述べました。
小池知事は13日の記者会見で、今月8日に閉幕したオリンピックについて、記者団から「安全安心に大会を終える目標を達成できたか」と問われました。
これ対して小池知事は「これまで経験したことがないような困難な状況での開催だったが、皆様のおかげで成功し、無事にやり遂げることができた。水際対策、健康管理、行動管理、検査など協力してもらったことで、感染拡大の抑止につながった」と述べました。(引用https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210813/k10013200011000.html